包茎が原因で嫌な思いをしたり、コンプレックを感じたりして悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
包茎手術は2000年代から急速に広まった治療法で、日本のみならず外国でも行われています。
皮を切っていくだけなので全身麻酔は必要ない手術ですが、実際に体にメスを入れなければならない手術です。
ペニスの一部を切ることが心配で踏み切れない方のために、包茎手術のメリットやデメリットを紹介していきます。
また、自分が包茎手術を受けた方がいいのか、どうチェックすればいいのかも詳しく解説していくので参考にしてみてください。
包茎手術を受けたほうがいい人とは
包茎手術は文字通り包茎を改善する手術のことですが、全員が全員受けた方がいいというわけではありません。
まずは自分がどの包茎なのか、包皮がどうなっているのかチェックが必要です。
包茎には仮性包茎と真性包茎、カントン包茎がありますが、最も多いのが仮性包茎になります。
仮性は通常時だけでなく勃起時も包皮が亀頭を覆っていますが、自分で剥くことができる状態です。
大して真性は、包皮の先端が極端に狭いため、通常時ですら剥くことができません。
カントンは真性の方が無理やり剥いてしまい、亀頭のカリに包皮が引っかかって元に戻らず、うっ血したり腫れたりしてしまうことです。
真性の場合は亀頭を洗うことができず性交渉が無くても性病になる恐れがあるため手術が必要ですし、カントンも戻すことができなければ手術が必要になります。
軽度の仮性の方は勃起時のみ自然に剥けるため包茎手術は必要ありませんが、自分が必要と思えば受けることも可能です。
真性の場合は剥けるかチェックする必要がありますが、途中で剥けなくなった場合はそれ以上無理にカリまで露出してはいけません。
最悪の場合カントン包茎状態になっていしまい、すぐに治療しないと取り返しがつかなくなることもあります。
包茎手術のメリットを紹介
包茎手術を受ける最大のメリットは、自分に自信が付くことです。
亀頭は下着などで刺激を受け続けることで大きく成長していきますが、包皮に覆われている状態が長いと成長を妨げられてしまうため、陰茎部と比べて細くなってしまいます。
これを先細りと言いますが、包茎のほとんどが先細り状態なのです。
また刺激にも弱いままなので早漏なため、女性に対して億劫になる方も少なくないどころか、コンプレックスに感じる場合もあります。
常に亀頭が露出すれば数カ月で成長しますし、銭湯など裸になる場でも堂々とすることが可能です。
すぐに大きくしたい方は包茎手術と同時に亀頭増大治療を受けることができ、注射で薬剤やコラーゲンを注入して増大させます。
コラーゲンは次第に体内へ吸収されてしまいますが、その間に下着からの刺激で成長していくため、極端に小さくなることはありません。
薬剤を注入する場合は早漏も同時に解消することが可能ですし、先に包茎手術だけを行い、早漏が治らない場合はあとから注射してもらうこともできます。
ダウンタイムはほとんどなく即日退院でき、縫合で使う糸は体に吸収されるタイプなので抜糸を行う必要はありません。
包茎手術のデメリットを紹介
多くのメリットがある包茎手術ですが、人によってはデメリットも存在します。
前述の通り仮性包茎には勃起時に自然と剥ける軽度な方がいますが、軽度な方が実際にクリニックへ行きカウンセリングを受けても強く手術をすすめられることはありません。
多くの国ではこの状態をスタンダードペニスと呼んでおり、通常時も剥けている方は少数派なのです。
仮性包茎は自分でも剥けるため、毎日の入浴できれいに洗っていれば問題ありませんし、極端に包皮が余っていなければ自分で剥いて癖を付けることもできます。
ある程度の余り具合なら癖を付けるだけで治せる可能性もあるので、無理に手術をする前に半年程度癖を付けておきましょう。
亀頭の裏には神経が集まる三角状の部分がありますが、一部のクリニックではこの部分も切ってしまうことがあります。
少しでも切ると感度が落ちてしまい、極端な遅漏になる恐れがあるため、カウンセリングでどの程度切除するのかチェックしておかなければなりません。
包皮の切除は失敗してもある程度なら対処できますが、この三角部はどうにもならないので切ってしまえば元に戻すことは不可能です。
真性包茎は保険が適用されますが、仮性包茎はどのような状態でも実費になってしまいます。
まとめ
緊急度が高い重度のカントン包茎である場合を除いて、手術の前に必ずカウンセリングを受けなければなりません。
カウンセリングは初診料が掛かるところもあれば、無料で受けられるキャンペーンを行っているクリニックもあるので、どこで手術を受けるか決めていない方はとりあえずカウンセリングだけでも受けてみてはいかがでしょうか。
実際にどの包茎なのか、どこまで包皮を切除すればいいのか教えてくれますし、アレルギーが心配な方はテストを受けることも可能です。
クリニックは多くの患者を診てきているので、恥ずかしがらず正直に話しましょう。
専門クリニックサイトで包茎手術の事をチェックしましょう